入居中の賃貸住宅の値下げ交渉は可能?交渉方法を教えるよ

電気・ガス・水道代。食費。交際費。娯楽費。そして

家賃。

・・・・・・生きているだけでお金がどんどん飛んで行く。

あぁ、金の生る木があれば・・・。

そんなあなたに!入居中の賃貸住宅の家賃交渉の方法をまとめました。

家賃が下がれば大きな節約効果になる

当たり前ですが、家賃が3,000円下がれば一年間で36,000円も節約できます。

5年間住めば180,000円。10年住めば360,000円。

長い目で見るとかなり大きな金額になります。

家賃交渉ができない物件・状況もある

そもそも家賃交渉はできない物件や状況がありますので、当てはまる場合は一旦値下げ交渉は諦めるか、厳しいと考えてください。

・家賃変動不可と契約書に記載されている

契約書や重要事項説明書に「契約期間中の家賃の変動は行わないものとする」といった旨の文言が明記されていると値下げ交渉は難しいです。

ただ実際には上記のような文言が記載されていることはほとんどありません。

どちらかと言えば「家賃の変更は貸主・貸主相互の合意の上行うものとする」といった文言の方が多いです。

・入居中に滞納や騒音などのトラブルを起こしている。

もしあなたが入居中に頻繁に滞納をしていたり、騒音などで他の入居者から苦情を受けていて、大家さんに「悪い入居者」という印象があった場合、値下げはしてもらえないと考えて間違いありません。

大家さんはむしろ「早く出て行って欲しい」と思っているので、もし値下げ交渉をしても残念ながら「では退去したらいかがでしょう」と言われてもおかしくありません。

・築浅やエリア的に人気の物件で大家さんが強気

人気の物件は大家さんも強気です。

築浅物件(築5年以内)や人気のエリアだと退去してもすぐに次の入居者が決まっていきます。

自分が入居している物件が明らかに人気の物件の場合、基本的には値下げはできないものと考えてください。

・入居して2年以内

今、日本の賃貸借契約(居住用)はほとんどの場合が2年契約になっています。

一度も更新していないタイミングでも値下げの交渉はできますが、大家さんから悪い印象を受ける可能性があります。

特に長く住む予定であれば大家さんとは良い関係を築いておきたいもの。

値下げ交渉はできれば2年以上住んでからにしましょう。

入居中の値下げ交渉の手順

1.自分が住んでいる物件に空室がないか調べる

SUUMOやHome’sなどのお部屋探しのポータルサイトで自分の住んでいる物件に空室がないか調べてみてください。

エリア検索から、ご自身のお住いの住所を選択(町名まで絞り込み)して下さい。

そこから、間取り、建物の種類(マンション・アパート・戸建)、専有面積、築年数などでさらに絞り込めば物件数はだいぶ減ります。

新築以外の物件はほとんど外観が掲載されていますので自分が住んでいる物件が掲載されていればすぐに判断ができます。(普段見ている自分が住んでいるアパートよりやたらとキレイに見える場合がありますが、不動産会社の写真の撮り方です。)

ちなみに管理会社が入っている物件の場合は、空室があると集合ポストに「投函不要シール」が貼られていることが多いです。

集合ポストがないアパートなどでも、各部屋に個別の郵便受けがあり、そこに「投函不要シール」が貼られています。

そこを見るだけでも入居中の賃貸住宅の空き部屋の数は把握できます。

2.いくら値下げ交渉するか

SUUMOやHome’sなどのお部屋探しのポータルサイトに自分が住んでいる物件が掲載されていたら、

  • 家賃・共益費・駐車料の合計の金額
  • 部屋の間取りが自分の住んでいる部屋と同じか
  • 中部屋か、角部屋か
  • 階数(部屋番号)

上記をチェックしましょう。

・家賃・共益費・駐車料の合計の金額

自分が 家賃70,000円、共益費・駐車場1台込みで部屋を借りていたとします。

募集中の部屋が家賃63,000円だったら「7,000円も安くなっているから自分の部屋も値下げできそうだ」と感じると思います。

ですが実は共益費3,000円、駐車場3,000円と条件を変更していて、合計金額が70,000円で変わらないなんてこともあります。

そのため、あくまで家賃・共益費・駐車料の合計額で判断してください。

・部屋の間取りが自分の住んでいる部屋と同じか

例えば同じ物件で2LDKが複数部屋あったとしても全てが同じ間取りではないこともあります。

募集中の部屋の面積が自分の住んでいる部屋よりあきらかに狭かったり形が違っていたりする場合は参考にはしない方が良いです。

・中部屋か、角部屋か

一般的には中部屋より角部屋の方が人気が高いため、家賃が少し高く設定されることが多いです。家賃の合計額やエリアでも差がありますがおおよそ1,000円~3,000円ぐらいの違いです。

自分の部屋が角部屋で、募集中の部屋が中部屋で家賃が2,000円低いという場合は、単純に中部屋だから安いということが考えられます。

ただ角部屋でもそちらの方角に西側に線路やお墓等のマイナス要素がある場合は高く設定されることは少ないです。

・階数(部屋番号)

同じ間取りであれば最上階が一番高く設定されることがほとんどです。

エレベーターのない5階建てだと3階以上にメリットが無く家賃も上がらないことも多いですが、通常は上階に行くほど家賃が高くなっていきます。

都心部エリアの高層マンションだと2階の家賃は1階+4,000円、3階は1階+6,000円といったように設定されます。

田舎の方に行くと、2階の家賃は1階+1,000円。3階は1階+2,000円ぐらいの物件が多くなります。

・自分の住んでいる部屋の家賃と比較して値下げ交渉金額の決定

上記の条件で募集中の部屋と自分の住んでいる部屋の家賃を比較して、おおよそいくらほどの差があるか把握してください。

5,000円の差がありそうだ、ということであればその金額をそのまま値下げ交渉します。

・今住んでいる物件に空室が無い、同じ間取りの部屋がない場合の交渉額

比較できる部屋がない時でも、値下げ交渉は可能です。

気物件か不人気物件で下賃の下落率は違いますが、平均して10年で1割、20年で2割のペースで下がっていきます。

つまりあなたが80,000円の家賃の部屋に10年住んでいたら、8,000円。半分の5年であれば4,000円が値下げ交渉額の基準値だとお考え下さい。

3.管理会社か大家さんにメールか電話で交渉する

もし自分が住んでいる賃貸住宅に管理会社が入っているのであれば、まずは管理会社に交渉しましょう。

ホームページを調べてお問合せフォームがあればそこにメールで交渉することもできますし、電話して直接交渉してみるのもアリです。

下記交渉例を参考にしてみてください。

交渉例1(自分が住んでいる物件の他の部屋で安く募集している場合)

「〇〇マンションの〇〇号室に入居している〇〇と申します。実は少し生活が厳しいので引越しを検討しています。

ただ、インターネットで同じ〇〇マンションの部屋が〇〇円で募集されていたので、もし私の部屋が同じ家賃になるのならそのまま〇〇マンションに住もうかと考えているのですが、一度大家さんに聞いていただけませんか?」

交渉例2(自分が住んでいる物件の他の部屋で安く募集している場合)

「〇〇マンションの〇〇号室に入居している〇〇と申します。インターネットで同じ〇〇マンションの部屋が〇〇円で募集されており、私が入居している部屋より〇〇円安くなっていました。私の部屋も値下げが可能か、一度大家さんに聞いていただけませんか?」

交渉例3(今住んでいる物件に空室がない場合)

「〇〇マンションの〇〇号室に入居している〇〇と申します。現在〇〇年入居しております。インターネットで〇〇マンション周辺の同グレード物件を調べてみると、〇〇円ほど相場が下がっているようです。私の入居中の部屋も値下げが可能か、一度大家さんに聞いていただけませんか?」

※実際に具体的な同グレードで安めの物件名を伝えるのも効果があります。

交渉例4(汎用版)

「〇〇マンションの〇〇号室に入居している〇〇と申します。現在〇〇年入居しており、今後も長く住み続けたいと考えています。ただ周辺の家賃相場も下がってきているようですので、私の入居中の部屋も値下げが可能か、一度大家さんに聞いていただけませんか?」

・管理会社に交渉して、返事が「NO」だった場合

そこで潔くあきらめるというのもいいのですが、

実は管理会社、大家さんに相談せずに断っている場合があります。

契約書や重要事項説明書に大家さんの電話番号が記載されていることもあるので、

〇〇マンションの〇〇号室に入居している〇〇と申します。実は少し生活が厳しいので引越しを検討しています。ただ、インターネットで同じ〇〇マンションの部屋が〇〇円で募集されていたので、もし私の部屋が同じ家賃になるのならそのまま〇〇マンションに住もうかと考えているのですが、値下げは可能でしょうか

のような形で管理会社に聞いてみた内容と同じように相談してみましょう。

場合によっては大家さんから管理会社に連絡してくれる可能性もあります。

そこで大家さんから

「管理会社に一任していますので」

等のお断りをされたら諦めましょう。

※大家さんと直接の関わり合いを持ちたくない方は上記の方法は止めときましょう。

入居中の家賃交渉がしやすい時期

退去されるのが嫌な時期は4月。

つまり4月が家賃交渉しやすい時期です。

また、更新のタイミングでしか値下げに対応しない管理会社もありますので更新時期の1~2か月前に交渉するのもアリです。

逆に1月~3月は賃貸物件の入れ替わりのトップシーズンです。

退去してもすぐに次の入居者が決まる時期なので、大家さんも値下げに応じない可能性が高いです。

最後に

入居中の家賃の交渉術をお伝えしましたが、大家さんからしたら「家賃は1円でも下げたくない」というのが本音です。

基本的には契約時の家賃のまま住んで欲しいのです。

ですので交渉しても1円も値下げしてくれない場合もあります。

値下げ交渉するときは

「少しでも下がったらラッキー」

そんな気持ちで挑みましょう。

また、乱暴な言葉遣いや横柄な態度をする人に「値下げしてあげよう」と思う人はいません。

やはり丁寧な人には丁寧に対応したくなるのが人というものです。

管理会社の担当さんにも大家さんにも丁寧に、感じ良く接しましょう。

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