激安・格安家賃の賃貸住宅に入居したい方への注意事項5つ

お部屋探ししているお客様の中には

「できる限り安い家賃の物件を探している」

という方が結構たくさんいます。

ただただ家賃を支払うのがもったいない・・・という人もいるし、新築で家を建てるまではとにかく節約したい・・・という人もいます。

ただ、不動産屋で働く身としては

  • 激安物件
  • 格安物件
  • 同エリア・同グレード物件の相場より明らかに安い物件

こういったお部屋をお探しする場合は

「できる限り慎重に」

とお伝えしています。

安すぎる物件には「理由」があるのです。

なぜなら人気のある素敵物件なら家賃を下げる必要なくどんどん入居者が決まるから。

今回はそういった激安・格安家賃の賃貸住宅を探している、または入居したい方への注意事項をまとめました。

激安・格安の基準

同じ60㎡の2LDK、築年数も設置されている設備もエリアもほとんど差がない場合は基本的に家賃にも大きな差がでません。

プラスマイナス10%は許容範囲です。相場家賃よりも5~10%安い物件を狙っていくのはアリです。

ただそこを大幅に超えてくる場合。

例えば家賃総額の相場が80,000円なのに、64,000円以下の家賃の物件。

相場より20%も家賃が安いです。

ここまで安い物件は何か「理由」があると考えて間違いありません。

(相場を調べるときはSUUMOやHOME’Sなどのお部屋探しポータルサイトで同じぐらいの面積・築年数・間取り・エリアで検索してみてください。設備条件もある程度チェックして絞り込みしてみてください)

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注意事項1:騒音問題がある可能性アリ

・隣人の騒音問題

これはなかなか悲惨です。隣や上階の人が壊滅的にうるさい。そういった部屋になると、入居が決まっても結局すぐに退去ということになり、大家さんとしても家賃を下げざるえない状況になります。

しかもこの問題は入居前に確実に知る方法がないのです。

住んでから気づく場合が多いので、「これが安さの理由か!」って分かるのです。

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・国道や高速道路・線路の近く

窓がペアガラスで防音サッシになっていればそこまで気にならないのですが、そうでない場合、かなりうるさいです。

これは物件の内覧時にある程度チェックできるので、自分の許容できる範囲か確認してください。

注意事項としては、線路の近くの場合です。

JRの在来線の近くだと夜間も貨物列車が走ります。

寝ている時間もガタンゴトンと聞こえます。

深夜の音に関しては確認ができないのですが、せめて昼間の電車の音がどの程度聞こえるか窓を閉め切った状態で聞いておいてください。

貨物列車の場合通常の電車よりは騒音は小さくなりますが、通過時間が長いです。

・小・中学校などの近く

小学校などの学校が近く、通学路になっている場合は、登校の時間と下校の時間は結構うるさいです。

学校自体が近いと、校内放送も聞こえますし、吹奏楽の練習音、運動部の掛け声なども聞こえてきます。

時間的には寝ている人は少ないですし、気になる人は少ないかもしれませんが、夜勤の人で寝る時間が登下校時間と重なる人は注意が必要です。

物件の内覧時に周辺通路を見て通学路の標識があったり、道路にスクールゾーンという記載があったりする場合は注意が必要です。

・24時間営業のコンビニや歓楽街に隣接

コンビニが隣にあると

「めっちゃ便利~」

って思うかもしれませんが、気を付けてください。

なんせ24時間営業してます。(ド田舎の場合24時間営業じゃない場合もあるらしいですね)

深夜の車の開け閉めって結構音が響くんです。

特に1、2Fのコンビニ側の角部屋の場合は気を付けてください。

実際に管理会社で働いていると

「隣のコンビニの車の開け閉めの音がうるさいのでどうにかして欲しい」

という相談を受けることがあります。

そして解決はかなり難しい・・・。

歓楽街の賃貸物件も特に低層階はうるさい可能性が高いです。深夜まで酔っ払いの叫び声が聞こえたりします。

自分が日々酔っ払いになってる人にはオススメではありますが。

注意事項2:その物件にしか入れない人がいる

格安・激安の物件に理由があって入りたいという方と、

そこしか入れないという人がいます。

具体的には

  • 無職
  • フリーター
  • 生活保護の方
  • 水商売

の方です。

あくまで割合の話ですが、そういった方の方が入居後にトラブルを起こす可能性が高いのです。

ニュースを見ていても無職の方が事件を起こすことってよくあるじゃないですか。

つまり、格安・激安物件には、そういった物件にしか入れない「ちょっと問題がある人」が入居している可能性が高くなってしまうのです。

注意事項3:周辺の道路が狭い・暗い可能性アリ

物件の周辺道路がめちゃくちゃ狭い場合があります。

大きい車だとそもそも駐車場の出入りが出来ないじゃないの?

って物件もあります。

また、物件の駐車場に接する道路が一方通行だった場合も不便です。

一方通行でそこそこ交通量が多くてなかなか出れない。

急いでいる朝にそんな状況になるとストレスMAXです。

そして暗い道。

街灯が少なくて夜になると真っ暗。

そういうところは治安の心配もありますし、慣れるまでは運転するのも怖いです。

内覧の際は周辺の道の幅や街灯の数をチェックしておきましょう。

注意事項4:ベランダ側(主要窓側)の目の前に建物があり暗い

これは内覧時にすぐに分かります。

住みたい物件の目の前に建物があるとどうしたって部屋が暗くなります。

暗いだけなら昼間に部屋にいないし関係ないやって方もいますが、目の前の建物の窓・ベランダ・共用通路が目の前だと、自分の部屋の窓を開けたら他人と目が合うなんてことが起こりえます。

日当たりも気にならない、人と目が合うってのもほとんどないだろうし、気にしないって方にはオススメです。

注意事項5:心理的瑕疵物件の可能性アリ

・周辺に嫌悪施設がある

例としては

  • 葬儀場・火葬場・墓地
  • 工場
  • 下水処理場
  • ガスタンク
  • 遊戯施設
  • 原子力発電所等
  • 刑務所
  • 産業廃棄物処理場
  • 風俗営業店

等です。

現状、すでに建っている場合は内覧の時に分かるときもありますが、建設予定だったりすると分かりません。

不動産会社が情報を知っている場合もありますので、

「周辺に工場などのマイナスになりえる施設はありますか?もしくは建築中ではないですか?」

と聞いておくと良いでしょう。

・物件内で自殺・病死・殺人・事件・事故・火災の履歴がある

実は結構そういった事故物件はあります。

しかし実は

「いつまで、どこまで入居者に告知しなければならない」

という明確な基準がないのです。

不動産会社としては明確にルール化してくれた方が良いのですが、一口に事故物件といってもその状況がそれぞれ全く違うのでなかなかガイドラインを作るのは難しいようです。

ただ、明らかに相場より安い物件だったら、不動産会社も事故物件であることを把握しているはずですので、聞いてみてください。

もしくは

「大島てる」

こちらのサイトに事故物件がまとめられています。

個人で運営しているサイトですので、参考までに。

・周辺に「指定暴力団等の事務所」がある

周辺に住んでいる人はみんな知っている指定暴力団等の事務所がある場合があります。

入居してみたら怖そうな人が周辺をうろついているなんてのは避けたいですね。(最近は見た目が普通のサラリーマン風の組員もいるようです)

最後に

それでもやっぱり激安・格安賃貸物件に入居したい!って人もいると思います。

そんな場合は

  • 不動産会社に安い理由を聞く
  • しっかりと物件を内覧する
  • 物件の周辺を確認する

以上3点を徹底してください。

逆に言えば「安い理由」がはっきりしたうえで、その理由が自分にとっては大した問題ではないこともあります。

例えば線路に近く、騒音が理由で家賃が安くなっている物件で

「実家が線路沿いだったから全く気にならない」

って人もいます。

そういった場合はその人とって「掘り出し物件」となります。

あなたがそんな「掘り出し物件」を見つけて素敵な新生活が始められることを願っています!

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